雪国と発酵文化
野草酵素 雪国[ゆきぐに] がつくられている新潟県上越地方の発酵文化やその歴史についてご紹介しております。
新潟県上越地方発酵に最適な地
野草酵素 雪国[ゆきぐに] がつくられている新潟県上越地方は、冬は家の2階まで雪に埋もれるような豪雪地帯として有名です。
大雪のため年中多湿の気候となることから古くから発酵に最適な気候をもつ土地とされ、発酵や微生物に関する研究が盛んで、食品の持つその可能性を追求し、多くの偉人がこの地で発酵の大業を成し遂げられております。
野草酵素 雪国[ゆきぐに]は、そんな先人たちの知恵から多くを学んで作られている健康食品です。
雪国の野草
過酷な冬の季節を雪の中でじっと耐え忍び、雪解けとともに力強く芽吹く雪国の野草は、寒さから命を守るため糖度が高くなり栄養が増すことで有名です。
また、夏先まで残るなごり雪は豊富な雪解け水となり、雪国の野草に透明感と清潔感を与えてくれます。雪国の野草は、その美味しさと水々しさから野草の中でも別格と云われております。
野草酵素 雪国[ゆきぐに] の原材料の中で重要な配分を占める野草。最高級の野草が使用できること、それが 野草酵素 雪国[ゆきぐに] が新潟で生まれた理由の一つです。
坂口謹一郎 先生
応用微生物学の世界的権威で「酒の博士」として知られる坂口謹一郎(さかぐち きんいちろう)先生は、この地でお産まれになり、発酵や醸造に関する農芸化学の研究に取り組んでおられました。
坂口先生の研究は、多くの秀でた蔵人や杜氏、優れた発酵食品を上越地方から輩出する礎となりました。坂口先生は、東京大学応用微生物研究所初代所長および同大学名誉教授です。
越後の杜氏
発酵飲料として古くから愛されている日本酒。今や世界からその素晴らしさを認められております。
新潟県といえば日本酒で有名です。醸造(発酵)の技を身につけた越後の杜氏は県外の酒蔵からとても重宝され、多くの杜氏が新潟から全国へ旅立っていきました。
この地で製造されている 野草酵素 雪国[ゆきぐに] にも、その杜氏の技が強く受け継がれております。お米を発酵させた飲料が日本酒。ブドウを発酵させた飲料がワイン。野草酵素は、野草を発酵させた野草のお酒からアルコールを抜いた健康飲料です。
日本のワイン発祥の地
味噌・醤油・お酒など、日本には発酵を利用した様々な食品がありますが、西洋のお酒として有名なワインもブドウを発酵させることで作られております。
実は... 新潟県は「日本のワイン発祥の地」でもあります。日本のワインぶどうの父と呼ばれる川上善兵衛(かわかみ ぜんべい)先生は、上越地方でお産まれになり、新潟の気候風土を利用しブドウの品種改良に挑み、ワイン用ブドウ優良22品種を世に送り出しました。
日本初となるワインの石蔵 (第一号石蔵[国登録有形文化財]と第二号石蔵[市指定文化財]) は今でも使われ、上越地方で美味しいワインをつくり続けております。
越後のヨモギ
新潟県上越地方は、最高級ヨモギの一大産地です。
厳しい冬の季節を超え、雪の大地の中から芽吹く力強いその生命力は、ヨモギの中でも特別視されてきました。
ヨモギは「食べる、飲む、浸ける、香りをかぐ、モグサにする」など、古くから万能薬として珍重されてきました。
品質の良いヨモギの需要は高く、上越地方には古くから、地域に自生するヨモギを子供たちが収穫しその収穫したヨモギを勉学のための学校図書に換える「ヨモギ文庫」という文化さえあったほどです。
野草酵素 雪国[ゆきぐに] の原材料の中で重要な配分を占めるヨモギ。最高級のヨモギが使用できること、それが野草酵素が新潟で生まれた理由の一つです。
発酵のまち「上越」
新潟県上越市は、夏は高温多湿、冬も雪により低温多湿という「発酵」に適した気候風土に恵まれた地域です。古くから家内工業的に発酵食品が製造されてきました。
野草酵素の故郷である上越市は、別名「発酵のまち」と呼ばれ、古くから地域に根付き受け継がれてきた発酵食品によるブランドづくりを大切にしております。
お灸と新潟の歴史
ヨモギはモグサ[百草]として古くからお灸の主材料としても使われております。
越後地方の山地に自生するヨモギは、葉の裏の柔毛が多いことが特徴で、お灸用モグサの最高級品としても利用されております。
お灸の材料をつくるモグサ工場が残っているのは今では新潟と富山だけで、上越地方には国産原料の最高級モグサの国内シェア70%を占める企業があります。